一人インド ダージリン
<ダージリン>
街並み
タイガーヒルの朝日
写真じゃわかりずらいと思うんだけど、雲の中から太陽がでてくる。あれ?どーゆー仕組みなん?って聞きたくなるくらい不思議な感じだった。まじで不思議。
一緒にいたフランス人のオリバー
朝ごはんでプリーを食べた後に、使ったプラスチックのスプーンを洗って返していたので、まじかと思ってなんでか聞いたら、彼はプラスチック製品をできるだけ買わないし、使わないからっていってた。プラスチックは自然に分解しないから地上に残る。そしてプラスチックは地下資源の石油から作られるから、プラスチックが外に出て燃やされたりすると本来の地表の物質循環を変えてしまう。地下資源の地表流出が、本来の地表の物質組成のバランス、循環を変えてしまうから、これまでの物質組成、循環でやってきた地表の活動が変化してしまう。そうすれば色んな問題がでてくる。景観だけじゃない。何度も言うけど、悪いことじゃない。ただ今までの状況が変わるだけ。
インドではそこら辺にゴミが捨てられてて、たぶん彼らの感覚では地球はゴミ箱なんだろう。途中で出会った日本人の人は、そもそも昔は地表にあった分解できるものしかなかったから、ポイ捨てが当たり前だったから、プラスチックが入ってきてもそこら辺に捨てるよねっていってた。確かに、そもそも分解するとかしないとか考えないし、教えられないとわからないもんね普通。ゴミはゴミ箱の日本すげー。
あと相乗効果もあるんだろう、みんな捨ててて、そこら辺ゴミだらけなら勿論捨てるから、負のスパイラルに陥ってるんだろうな。けど彼はゴミをしっかり保存してた。その袋を見てみるとほんの少ししかゴミが入ってなかった。彼は地球のことをよく考えてる。そしてベジタリアン。ここまでの僕の印象でしかないんだけど、ヨーロッパの人は環境問題とか動物福祉に対して意識が高い人が多いように思える。他者のことを考えるだけの余裕があるからなのかな?
オリバーはその後、プラスチックを一切使わない村にいくっていってた。僕も行きたかったけど、時間がなくて諦めることにした。次は必ず訪れたい。
将来、パーマカルチャーに根ざした生活を考えてるから、もっと色んなところに行って勉強しよう。
ダージリン動物園
一人インド 2
<ハンピ>
電車がとりづらかったので夜行バス移動が多かった。バスから降りると必ずリキシャーのおっさんたちが待っていて、行き先を聞いてくれるので助かる。
なんでこんなに岩があるのかわからないが、絶景だった。レンタルバイクを借りて、モンキーテンプルという岩山まで行ってきた。猿ってすごい、目を離したらすぐに水を奪われた。
<バンガロール>
これまた都会だった。バンガロールで、インドに来て初めてキレイなホテルに泊まり、旅の疲れを癒した。バンガロールの中心部の公園でパキスタンの空襲で妻と子供を失ったという男性に出会ったんだけど、早速金をせびってきた。なんかラダック地方に帰りたいらしい。詐欺師っぽかったが、ここがバンガロールであるのと、もし本当のことをいってるかもしれないと思うと、後で後悔すると感じたのでいくらか渡した。よく考えてみれば、パキスタンは民家は襲ってないだろうし、実家がラダック設定の割には南に居すぎなような気がする。
<コルカタ>
長距離電車でもらった果物。この頃ぐらいから他人から食べ物を貰うことに抵抗を感じなくなってきた。あんまり味がなかった。
日本人宿で、色々話を聞いた。一番怖かったのは、十代の旅行者が、麻薬所持で捕まって、裁判の始まるまでの10年間インドから出れなくなった話。怖すぎる。
コルカタのニューマーケットにて、鶏を売っていた。その場で鶏の首を切って袋詰めにしてくれる。日本では、肉はすでにカットされて売られてるから、彼らの叫びを聞くことはない。そして、簡単に手にはいる。さらに大量の肉と卵の需要に応えるため、生産性を重視するため、かなり酷く鶏を扱っている。この過剰なまでの需要が、鶏を苦しめている。加害者は特定の誰かではなく、肉を常に求める僕たち一人一人なのだ。環境問題や社会問題とよくにてる。だから、今では肉はできるだけ選択しないようにしてるんだけど、昔は食卓に肉が出てこないと拗ねていた時期もあった。この市場で美味しいものの裏にはどれだけの苦痛と恐怖があるのかを再確認した。インドの好きなポイントのひとつはベジタリアンが充分に浸透しているところかな。動物を食べない。とても良い。
動物をたべることは悪いことでもなんでもないんだけど、僕は動物を殺してまで食べようとは思わない。実際少しは食べてるんだけど。
<シュンドルボン国立公園>
マングローブにボートで近くまでいって上陸したんだけど、そこは沼みたいなところで、足が埋まっていってちゃんと歩けなかった。その沼みたいなところを、虎は普通に歩けるらしい。そして泳げるらしい。国立公園には普通に鹿がいたけど、彼らは常に虎やワニを意識しないといけない。僕がイメージしたのは、国立公園でリアル鬼ごっこをしているイメージかな。今回虎は見れなかったけど、ツアーは楽しかった。周りは欧米人ばかりだったけど、二人組のインド人が一緒にいこうぜって誘ってくれて、嬉しかった。欧米人もみんないい人達で、英語が苦手な僕に話をふってくれたりして楽しませてくれた。
正直ツアー自体は2日目大きな船で国立公園内をぐるぐる回ってだけだった。けど、村の暮らしが魅力的で、もし、麻薬所持で10年間インドから出れなくなったら、ここで暮らしていくのもありだと思った。家畜も放し飼いされてて、(インドは見た感じ基本的に放し飼いだったけど)人の感じも良かったし、村にかわいい女の子も多かったから。
村の感じ
一人インド 途中から
インドに来てから1ヶ月くらいした。インド初日に泊まった宿で出会った日本人が日記をつけていると言っていたので、つけてみることにしたが、なんだかんだで途中までしか書けなかったし、ノートなくしたら終わりだなと思ったので、オンラインに残すことにした。
<デリー>
さすがインドの入り口デリー、様々な洗礼を受け、インドの詐欺師の特徴を2日で学ばしてもらった。とにかく、日本語を喋れるインド人は信用してはならぬ。この詐欺師たちがいるのも、過去にも今にも詐欺が上手くいくことがあるからなのだろう。
<ジョードプル>
大陸の城系はでかい気がする。この時代にこの砦を作るのにどれだけの苦労があったのだろうか。そして、この巨大な砦に攻めこむ兵士は何を思ったのだろうか。
<ジャイサルメール>
ずっと行きたかったキャメルサファリ。想像を遥かに越える乗り心地の悪さだったが、動物は乗り物ではないのだから当たり前か。ここでは、近い価値観を持っている(はず、、)の日本人と出会えて、楽しかった。
ちなみにジャイサルメールにある湖は良かった。
<アーメダバード>
インドの夜行バスは最高だった。いつも一番後ろが余っているのは追突事故が多いことを教えてくれる。失礼だが、アーメダバードは特に有名な観光地もないので、ここで、日本人と会うことはないと思っていたが、会えた。あとアーメダバードはけっこう都会だった。
<ムンバイ>
まさにこんな感じの都会だった。都会では貧富の差が浮き彫りになりやすいと思う。ハッジアリーは海の上にある(細い道で陸と繋がってる)のだが、その道中でたくさんの物乞いがいた。みんな、身体にかなりのハンデを背負っているように見えた。日本では物乞いはみかけないけど、国が生きるのを助けている(詳しいことはわからないけど)。インドでもあるのかもしれないが、たくさんの人口と広い土地をを抱えているこの国では、管理は行き届かないからなのだろう、だから物乞いをして生活している。その姿がものすごくたくましかった。インドは人が多いから、本当に色んな人を見る。インド人がどう思っているのかは分からないが、インドでは障害を持った人に対して、特に変わった視線で見ているようには思えない。日本ではそういった機会が非常に少ないため、障害を持った人に対して変わった視線でみてしまう。日本で生まれた僕には、まだ違った人間という視線でみてしまう。別に良いとか悪いとかではないのだが、違った人間に見てしまう心は、自分の世界を小さくしてしまうように感じるので、そのような習慣をなくしていきたい。今回インドに来て良かった。